ミステリー
日本のミステリーが中心です。本格推理というよりも、不思議な出来事との出会いを楽しむ感じでしょうか。
泡坂妻夫
亜愛一郎の狼狽 [東京創元社 創元推理文庫]
亜愛一郎の転倒 [東京創元社 創元推理文庫]
亜愛一郎の逃亡 [東京創元社 創元推理文庫]
- 名探偵、亜愛一郎のシリーズです。雲やキノコの写真を撮るカメラマン”あ”。おしゃれで端正な顔立ちの上、鋭い観察力と推理力で次々と謎を解き明かす、スマートさとは裏腹に、不器用で、すぐに白目をむくなさけなさ。かっこ良いいのか悪いのか。忘れられないキャラクターです。
井沢元彦
猿丸幻視行 [講談社]
- 過去を幻視する薬で若き日の折口信夫と同化した主人公が、友人の持つ先祖伝来の額に書かれた歌の謎を解き明かす。万葉の文献を引用しての謎解きの数々、暗号好きな人におすすめです。
卑弥呼伝説 [実業の日本社]
地に降りた神 [講談社]
ダビデの星の暗号 −探偵は芥川龍之介
[講談社]
芭蕉魔星陣 [講談社]
内田康夫
後鳥羽伝説殺人事件 [角川書店]
天河伝説殺人事件 [角川書店]
名探偵、浅見光彦探偵のシリーズの一部です。いったい全部で何十冊発行されているのでしょうか。
上西恵子
浅見光彦へのLOVO LETTER [KKベストセラーズ ワニの本]
浅見光彦シリーズのファンである作者が、様々な角度から研究したマスターブックです。
浅見光彦の人物像、私生活、彼の前に現れた女性たちなどについて分析されており、
第1作「後鳥羽伝説殺人事件」から「姫島殺人事件」まで70冊もの作品ごとの
ヒロイン、登場した美女、刑事、活躍した場所のリストが付いています。
遠藤周作
わが恋(おも)う人は [講談社]
雛人形を巡るミステリーホラー。
逢坂剛
さまよえる脳髄[出版社]
事件の鍵は脳。イメージを司る右脳と言語を司る左脳。この二つを繋ぐ脳髄が損傷すると...。
カディスの赤い星 (上・下) [講談社]
スペインを舞台に繰り広げられるミステリー。この他にもいろいろあり、どれも読み応えがあります。
加納朋子
魔法飛行 [東京創元社]
掌の中の小鳥 [東京創元社]
ななつのこ [東京創元社]
ガラスの麒麟 [講談社]
月曜日の水玉模様 [集英社]
日常に潜む謎解き。心がほのぼのします。
若竹七海
船上にて
[立風書房]
火天風神
[新潮社]
製造迷夢
[徳間書店]
とさざれた夏
[講談社]
海神(ネプチューン)の晩餐 [講談社]
サンタクロースのせいにしよう [集英社]
スクランブル
[集英社]
恩田陸
球形の季節 [新潮社]
六番目の小夜子 [新潮社]
『六番目の小夜子』は、インターネットの書評やMLで話題になって読みました。
文庫で絶版になっても、こうしてハードカバーで復刊される本があるのはうれしいことですね。
紀田順一郎
推理小説 幻書辞典 [三一書房]
北村薫
空飛ぶ馬 [東京創元社]
日常に潜む謎解きというジャンルを築いた元覆面作家、北村薫氏のデビュー作。
夜の蝉 [東京創元社]
六の宮の姫君 [東京創元社]
この本を読んで芥川龍之介が好きになりました。勉強意欲がわく一冊です。
秋の花 [東京創元社]
朝霧 [東京創元社]
"私"が出会った謎を、噺家さんと解き明かすシリーズ5作です。
覆面作家は二人いる [角川書店]
覆面作家の愛の歌 [角川書店]
覆面作家の夢の家 [角川書店]
ミステリ界に登場した"覆面作家"は、大変な美貌で、大邸宅に住む御令嬢。
難事件を驚異の推理力で解決する千秋さんシリーズは、NHKでドラマ化され、放送中です。
冬のオペラ [中央公論社]
水に眠る [文芸春秋]
スキップ 時と人三部作1[新潮社]
時間のねじれのなかで17歳の私が、25年の時空を越えて42歳の今を生きる。
ターン 時と人三部作2 [新潮社]
繰り返し同じ一日を過ごす時間の輪から抜け出せなくなってしまった私。時間に取り残されたのは私だけ?
懸命に生きる姿勢がせつなくて、心が清らかになる一冊です。
近藤史恵
ねむりねずみ [東京創元社]
ジェームズ・レッドフィールド
聖なる予言 [角川書店]
佐々木丸美
* 雪の断章 [講談社]
* 崖の家 [講談社]
* 忘れな草 [講談社]
* 風花の里 [講談社]
* 水に描かれた館 [講談社]
* 花嫁人形 [講談社]
* 夢館 [講談社]
* 舞姫 [講談社]
* ながれ星 [講談社]
* 橡(つるばみ)家の伝説 [講談社]
* 榛(はしばみ)家の伝説 [講談社]
影の姉妹 [講談社]
沙霧秘話 [講談社]
罪灯 [講談社]
罪・万華鏡 [講談社]
恋愛今昔物語 [講談社]
新 恋愛今昔物語 [講談社]
- 読み進むにつれ、スケールの大きさにおどろかされます。一冊一冊完結した物語であるのにもかかわらず、*印の本には共通する組織や人物が微妙に入り組んで登場し、輪廻転生、秘められた遺産といった謎がちりばめられています。もうあと一歩で全てが明かされるというところで現在休筆中らしいのですが、どうされているのでしょうか。なんとか早く続きが読みたいものです。
佐々木丸美さんに関するリンク情報は、こちらへどうぞ。
鈴木光司
リング [角川書店]
今までに読んだ本の中で、一番怖かった本かもしれません。最後まで読んで、結末がわかるまでは、
怖くて怖くて眠れず、夜更かしをしてしまいました。くれぐれも、寝る前に読み始めないように...。
らせん [角川書店]
ループ [角川書店]
らせん、ループと読み進めるうちに、いつの間にかSFの世界に入っていました。
リングが怖かったから続きはイヤという人も、安心して読んでみて下さい。
藤村由加
人麿呂の暗号 [新潮社]
額田王の暗号 [新潮社]
宮部みゆき
龍は眠る [出版芸術社]
魔術はささやく [新潮社]
レベル7 [新人物往来社]
かまいたち [双葉社]
火車 [東京創元社]
パーフェクト・ブルー [新潮社]
さびしい狩人 [実業の日本社]
返事はいらない [文芸春秋]
我らが隣人たちの犯罪 [光文社]
長い長い殺人 [新人物往来社]
本所深川ふしぎ草紙 [集英社]
地下鉄の雨 [中央公論社]
今夜は眠れない [出版社]
篠原央憲
いろは歌の謎 [光文社]
いろは歌には、暗号が隠されていた!