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第13回定期演奏会プログラム 掲出 2013.10.6






第13回サザナミ記念アンサンブル定期演奏会

平成25年9月29日(日)午後3時開演   












シャンパルティエ1643 ---- 1704
バッハ       1685 -----------1750
ウエーバー              1786 -------- 1826
ヘンデル      1685- ----------1759
ヴィヴァルディ  1678 ---------- 1741
ペルゴレージ      1710 -- 1736

サザナミ記念アンサンブル                2000-














 



サザナミ記念アンサンブルは
「練習日記・伝言板」を持っています。
日付順に読みたい方は一番下からどうぞ。

2013サザナミ記念アンサンブル第13回定期演奏会







    サザナミ記念アンサンブルからのごあいさつとお願い

本日はサザナミ記念アンサンブルの定期演奏会にお出かけくださいましてありがとうございます。
当アンサンブルは「こどもも大人も初めての人も」と呼びかけています。コンサートでは、ふつうのおじさん、となりのお姉さん達がこのように西洋のクラシック音楽を楽しんでいるところを見せよう、子供達にも小さなころから親しんでもらおうと考えています。それは音楽にたいする興味を持つきっかけになるのではないか、ひいては地域の文化振興につながるのではないかと目論んでおります。
しかしながら、これまでの演奏会でも、客席で元気な声を上げる子供達と、それをあたたかく見守る親御さん達について、一部の聴衆と団員の間でも議論となっており、自らの技量を忘れて、いつもハラハラしているところです。

今回、あの!あこがれの「スターバトマーテル」を演奏するにあたって、広く「つて」を求め、遠く長浜の女声コーラスにめぐり合い、ソプラノ、アルトに過分のソリストをセッティングすることが叶い、このアンサンブルの事情をよく知るコンサートミストレスを迎え、大学オケをはじめ普段から交流のある方々に加わっていただくこととし、一方、団員は本番までの練習日をカウントダウンしながら練習に励んでまいりました。
プログラムの最後、「スターバトマーテル」の演奏時間は30分を超えます。
事ここに至って、聴衆の皆様に以下のようなご協力をお願いすることにしました。
小さなお子様が退屈されたら遠慮なくホールから出てください。ロビーではテレビモニターで場内の様子をご覧いただけます。

前半では今回も子供達との演奏や、素晴しいチェロのソロ、「弦楽ワークショップ」に参加された皆さんとの共演もお楽しみください。

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サザナミ記念アンサンブル
お問合せ 碧水ホール0748-63-2006
 http://www.jungle.or.jp/sazanami/
 e-mail  sazanami@jungle.or.jp
ホームページのディスクスペースは(株)アットマークから無償で提供されています。





プログラム

  テ・デウムのロンド(シャンパルティエ)
    トランペット 太田秀康


  バッハのメヌエット1,2,3(バッハ)

  ユダスマカベウス(ヘンデル)

  狩人の合唱(ウェーバー)

  日本の唱歌メドレー(編曲 鈴木博詞)



弦楽のための協奏曲ハ長調 RV114 (ヴィヴァルディ)

チェロ協奏曲ト短調 RV416 (ヴィヴァルディ)
    チェロ 田中次郎


       ---休憩---

  ワークショプの皆さんとともに

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  スターバト・マーテル(ペルゴレージ)

   ソプラノ 内藤里美  (神戸市混声合唱団)
    アルト 八木寿子  (神戸市混声合唱団)
     合唱 EMU Singers


出  演

サザナミ記念アンサンブル
     指揮  鈴木博詞  
 コンサートミストレス 塩見裕子
  チェロ       田中次郎 
 チェンバロ      宮澤和代

内藤里美 (ソプラノ ・神戸市混声合唱団)

八木寿子 (アルト ・神戸市混声合唱団)

EMU Singers (女性合唱)



賛助出演
 中倉ゆり子 郷 祐貴子(ヴァイオリン)
   浅田馨 中村雅子(ヴィオラ)
 磯邉 彰(コントラバス)
 富山大学医科薬科管弦楽団 
  横山友美 上野享敏 
  野亦悠史 杉本 理 相場一馬(ヴァイオリン)
  鈴木玲奈 堀江祥子 河合哲郎(ヴィオラ)
  竹下 優(チェロ) 
  太田秀康(トランペット)


企画・監修・指導  鈴木博詞  田中次郎


後 援 甲賀市教育委員会



主催 サザナミ記念アンサンブル

   問:最近いちばん楽しかったこと

ヴァイオリン(キッズクラス)
松下智未 運動会。走ったり、ダンスするのが楽しかった
小西 結マレーシアのレゴランド、シンガポールのナイトサファリ、ユースオリンピックギャラリー、マーライオン公演、マリーナベイサンズのスケート。
小西 温金閣と龍安寺に行った事です。そのあと弟と親に清水寺のほうも最高だったと言われたが、行っていません。名古屋の科学館でしんかいギョ!のてんじを見たこと。
ヴァイオリン
笹井良子友達とおしゃれなフレンチレストラン(京都の町家そのまま)でランチして、ワイワイおしゃべりしたこと。
鈴川純子関東に住む娘宅に行ってきました。娘の親としての成長、孫の成長を目にして幸せを感じました。スカイツリーも見てきました。
倉田照子仕事と生活におわれる毎日でサザナミの活動は「心のいやし」です。むずかしい曲にムムッ!となる時もありますが、演奏旅行というかあちらこちらに車やバスで出かけるのは、遠足気分でとても楽しいです♪
栗山攻治先般5月の「お楽しみ会」。皆さん頑張って夫々独自の演奏を披露されました。私も、かつて好きだったカンツォーネの一曲をヴァイオリンで弾き唄いし、当分固まっていた咽を満開しました。
冨田健太郎 EテレのEXILEが講師を務めている番組「Eダンスアカデミー」を見ている3歳の息子が、見様見真似で踊る姿が可笑しくて楽しい。
森口康子野菜の収穫です。裏庭にピーマン、ナス、トマトをうえたところ、とても大きくなって、大きな実をいっぱいつけてくれました。こんなにたくさん採れたのは初めてです。
奥村 恵8月に福井県の演奏会に参加しました。演奏会ではフルート奏者の方と一緒に演奏することができ、きれいな音色を間近で聴くことができ、楽しい一日でした。
池田朱美友達が読売書法展で新聞社賞に輝き、展示された美術館へ行ってきました。迫力、気品があり、素敵な書だなあと思いました。久しぶりに友達とも出会い、楽しい一日でした。
三角容子娘と京都へ出かけてショッピングしたこと。靴を買いました。
福住愛子友人数人と高層ホテルですばらしい景色を眺め、ご馳走を食べ、おしゃべりをしたこと。楽しい一時でした。
ヴィオラ
田中香織“息抜き”にと誘ってもらって弾いてみたデュオ。どこで弾くわけでもないので、ただ楽しく。
藤原靖恵あわら温泉へのバス旅行に行ったことです。
中村道男「カント・オスティナート」を聴いたこと。クリスマスイブ、京都でした。
チェロ
肥後安妃子夏の盛で、きれいな夕暮れでビアガーデン。生ビール飲み放題!
森田しずこやっぱ“TOKYO2020”ですかね。7年先の希望の☆彡ですもの。絶対見に行こうっと
長 節子親友の猫が「最近、太っておなかのあたりがパパみたいだねー。」と言われて、「なんだとー、失礼な事を言うな!」と言わんばかりに「ニャー。」と反論していたこと。
鈴木則子春にネパールでトレッキングをしたこと。雄大な“神々が宿る”ヒマラヤの山々を眺めながらのトレッキングは心満たされ、幸せ感でいっぱい!!
コントラバス
高須美代子キッチンをリフォームして溜まった物を処分したこと。これからはシンプルに暮らしていきたいです。

ゲスト
ヴァイオリン
中倉ゆり子夏休み娘夫婦が帰って来て、孫達を寝かせたあと、お酒を飲みながら朝方までしゃべったこと。いつもは二人の生活ですが、楽しい話がいっぱい聞けました。
郷 祐貴子何回も今津、福井のコンサートに来ていただき、ご一緒し、皆で演奏できることが楽しいです。私事では、下宿した上の子が久しぶりに帰って来て、一緒に過ごせたこと。
ヴィオラ
中村雅子常に自分のしなければならいことと、したいこと(の両方)ができた日。
コントラバス
磯邉 彰小学三年生の娘と、敦賀祭りや夏休み理科作品展、花屋さんでの打合せなどで、一週間に二回もデートしたこと♪
ピアノ・チェンバロ
宮澤和代ハワイアンリボンレイのインストラクター認定をもらえて、音楽以外で先生になったこと。




スターバトマーテル(悲しみの聖母)

スターバトマーテルはヴィヴァルディ、スカルラッティ、ドヴォルザーク、プーランクなど時代も国も様々な多くの作曲家が作曲しています。
キリストが十字架にかけられたときの聖母の悲しみを歌ったものです。教会の定めた規定のラテン語の詞があって、それを素材に音楽が構成されます。
ペルゴレージのスターバトマーテルは1736年に作曲されています。教会のある会派の注文により作曲されたもので、なかでも、世俗的で、透明で、美しい曲として心に残ります。作曲家のジョバンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710−1736)は26歳の若さで亡くなっていますが、その亡くなる年に書かれた最後の作品であることにもよるのでしょう。 12の曲(と「アーメン」)で構成されています。歌詞を掲載しましたが、このとおりには歌われていません。また、悲愴な歌詞なのに、穏やかで楽しいメロディーのものもあります。人々をたのしませるため、音楽的な構成を優先した結果でしょう。
彼のもう一つの代表作であり、音楽史上重要な作品であるオペラブッファ「奥様女中」のヒットにより彼の名前は死後急速に広まりました。







EMU Singers エミュ シンガーズ(女声合唱)
 EMU Singers は、平成23年6月に長浜市で産声をあげた女声三部合唱のア・カペラグループです。今年は6月23日「琵琶湖周航の歌」音楽祭合唱コンクールで銀賞に選ばれたり、本日サザナミ記念アンサンブルさんとご一緒に歌う機会を与えて頂いたりと、嬉しい経験が続いており、来年の7月に演奏会の計画もしています。
 宗教曲は初めての経験ですが、本日は精一杯歌わせて頂きます。




サザナミ記念アンサンブル
 2000年6月、水口町立碧水ホール(甲賀市碧水ホール)で、鈴木博詞氏の協力を得て、巌谷小波記念事業として「ヴァイオリンを弾いてみようワークショップ」が開かれました。これをきっかけに、子どもも大人も参加できる市民オーケストラをめざして活動が始まりました。
 児童文学の発展に貢献した日本のアンデルセン巖谷小波の子ども達への思いを重ね合わせて、「サザナミ記念アンサンブル」と名付けられました。

 子どもも大人もはじめての人も参加でき、本格的なクラシックを楽しむことを目標とする弦楽アンサンブルで、毎週木曜、午後7時から(子どもは午後6時頃から)碧水ホール、自主活動センター「きずな」で練習会を開いています。演奏活動だけでなく、地域でクラシック音楽を聴く機会を増やすためコンサートを企画し開催するなどの活動も行っています。

巌谷一六・小波記念室
「巌谷一六・小波記念室」は水口とかかわりの深い書家、明治の三筆で知られる「巌谷一六」(1834〜1905)と、その子で、わが国児童文学の創始者であり、日本のアンデルセンと称えられる「巌谷小波」(1870〜1933)父子の足跡を紹介しています。「一六」の墨蹟や遺品。「小波」の作品やお得意の俳画などを展示するほか、児童絵本や映像コーナーで、楽しみながら二人の仕事に触れることができます。
水口歴史民俗資料館
甲賀市水口町水口5638 / 0748-62-7141 / 10:00〜17:00 / 大人150円、小中学生80円 記念室は無料です。 / 木曜日、金曜日、年末年始休館


プロフィール

内藤 里美 ないとうさとみ ソプラノ
  兵庫県立西宮高等学校音楽科、大阪音楽大学、同大学院オペラ研究室修了。
第29回飯塚新人音楽コンクール第1位、及び、文部科学大臣賞、朝日新聞社賞等受賞。Miklas Schneider-Trnavsky国際声楽コンクール 一般部門第3位及びGuyMontavon賞受賞。第22回宝塚ベガ音楽コンクール第5位。2006年11月よりドイツのエアフルト歌劇場とゲスト契約。オペラ「ヘンゼルとグレーテル」「ばらの騎士」に出演。国内でもオペラ「カルメン」ミカエラ役、「愛の妙薬」アディーナ役、「魔笛」パミーナ役をはじめ多数出演し、管弦楽曲のソリストとしてはべートーヴェン「交響曲第9番」、フォーレ「レクイエム」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ブラームス「ドイツレクイエム」他、多くのソリストをつとめる。またNHK名曲リサイタル、クラシック倶楽部など多くのコンサートに出演。
現在、県立西宮高校音楽科非常勤講師、神戸市混声合唱団団員、日本ドイツリート協会会員。

八木 寿子 やぎ ひさこ アルト
福岡教育大学卒業、京都市立芸術大学大学院修士課程を首席にて修了。《ディドとエネアス》、《フィガロの結婚》、《椿姫》、《蝶々夫人》、《カヴァレリア・ルスティカーナ》《アイーダ》などのオペラに出演。また宗教曲などでは、ヴィヴァルディ《グローリア》、バッハ《マニフィカト》、ヘンデル《メサイア》、ハイドン《ネルソン・ミサ》、モーツァルト《レクイエム》《戴冠式ミサ》、ベートーヴェン《第九》《ハ長調ミサ》《合唱幻想曲》、デュリュフレ《レクイエム》等の演奏会にアルトソリストとして出演。 第123回日演連推薦新人演奏会に出演し九州交響楽団と共演。第25回飯塚新人音楽コンクール第2位。第14回日本モーツァルト音楽コンクール奨励賞。第17回友愛ドイツ歌曲コンクール第1位、並びに文部科学大臣奨励賞、日本R.シュトラウス協会賞受賞し、副賞としてウィーンにて開催されたオーストリア勤労青年同盟主催の演奏会に出演。第16回ABC新人コンサートに出演。第9回東京音楽コンクール第1位。第81回日本音楽コンクール入選。
これまで福嶋敬晃、吉田由布子、橋本エリ子、常森寿子の各氏に師事。現在、神戸市混声合唱団団員、京都女子大学非常勤講師。

田中次郎 たなかじろう チェロ
 京都市立芸術大学卒業。同大学大学院音楽研究科修了。在学中、上村昇、黒沼俊夫の両氏に師事。カナダヴィクトリア国際音楽祭に参加。ニューヨークにてジュリアード音楽院ハーヴィー・シャピロ教授に師事。また、ハノーヴァー、ミュンヘンに てクラウス・シュトルク教授に師事。NHK洋楽オーディション合格。NHK-FMに数回出演。バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を開催。ソロ、室内楽、オーケストラ客演首席等多岐に渡り活動。日本クラシック音楽コンクール審査員。神戸市室内合奏団副首席奏者。神戸フィルハーモニックコーチ。神戸山手女子高校音楽科及び神戸山手大学講師。

塩見裕子 しおみゆうこ ヴァイオリン
 東京芸術大学卒業。同大学院に在学中、京都市交響楽団入団。1990年まで在団。在団中、ウィーン国立音楽大学に留学、ウィーンフィル・コンサートマスター故G・ヘッツェル氏に師事する。京響在団中より、京都・大阪・高松・北陸各地で度々リサイタルを行う他、様々な室内楽シリーズを意欲的に行ってきた。退団後1年間、ニューヨークにてJ・ロビンス氏のもとで研鑽を積む。1991年ニューヨーク、京都でバッハ無伴奏全曲コンサートを開催。1994年より発足した京都チェンバーオーケストラのコンサートミストレスとして活動し、度々協奏曲のソリストや新曲初演を務める。また、デュオ・ドルチェとして、神野みゆきのピアノとのデュオ演奏会も行っている。
2000年、バッハ無伴奏リサイタル、NHK-FM名曲リサイタル「無伴奏の魅力」に出演。
1999年1月京都チェンバーオーケストラと共にヴィヴァルディ:『四季』の「秋」、2000年1月ニューイヤーコンサート、バッハ:ブランデンブルグ協奏曲 第2番の独奏、2000年10月のバッハ:無伴奏の夕べ(いずれも碧水ホールで)など水口でも印象的なコンサートが多い。

宮澤和代 みやざわ かずよ チェンバロ
 武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。ピアノを佐藤マサキ、E・ザイラーの各氏に師事。数年にわたり、ウィーン夏期音楽セミナーに参加。ピアノ、室内楽のコースを終了。スロヴァキア音楽マスターコース修了。スロヴァキア・ミュージックフェスティバルのコンサートに出演。スロバキア春の音楽祭にて、ソリストやオーケストラと競演。
現在、鈴木博詞(ヴァイオリン)との『DUOヴォルフィ』のコンサートを中心に、ソロ、室内楽、オーケストラのソリストとして国内はもちろんヨーロッパや台湾など活動を広げている。

鈴木博詞 すずきひろし 指揮・ヴァイオリン
京都市立芸術大学卒業後、京都市交響楽団にヴァイオリン奏者として入団。
1998年、海外のオーケストラの客演指揮をはじめ、指揮者としても活躍。京都チェンバーオーケストラをはじめとするプロのオーケストラでの活動や、各地の大学のオーケストラ、アマチュアオーケストラの設立、指導、指揮と多岐にわたり活躍。コンチェルト、オペラ、バレエ等のソリストからの信頼も篤い。
室内楽での活動のほか、生涯学習の企画、演奏会などに取り組んでいる。甲賀市で2000年に「サザナミ記念アンサンブル」を設立、指導。
1995年に誕生した宮澤和代とのデュオ、『DUO ヴォルフィ』では、サロンコンサートを中心に活動、12年間定期的に病院コンサートを行い、150回を超える。

---------------------------第13回サザナミ記念アンサンブル定期演奏会 平成25年9月29日(日)----------------------



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