更新日 平成14年12月24日
I T(情報技術)の活用と私 (滋賀の計量 平成13年9月 1日号に投稿)
(社)滋賀県計量協会
計量士部会 副部会長
計量士 山中忠夫
H12年エネルギー管理功績者 資源エネルギー庁
長官表彰の授賞会場 ロビーにて(H13年2月7日)
カラスの鳴かない日はあっても I T (情報技術)という言葉が新聞、ラジオ、TV
に載らない日はないと言われる今日この頃、 I T の必要性を痛感しているのは私
だけではないでしょう。
昨年十一月 森前内閣が I T 基本法(高度情報ネットワーク社会形成基本法)
を制定、小泉内閣も I T 立国を目指し、インターネットによる週刊 「小泉内閣メー
ルマガジン」 を六月に創刊。
創刊後の三週間目には二百十万部突破と非常に好評であり、それに付随して
「首相官邸ホームページ」 が昨年一年間平均の十四倍、一日平均百十四万ペー
ジビューであります。
政治を国民に対して身近なものとした効用も I T 化のなせる技であり、勿論私も
読者の一人です。
最近のパソコンは私のようなズブの素人でも少しの努力で充分に使いこなせる
事務機であり、三年前に購入したWindows98パソコンを自宅では毎日平均三時
間ほど触れています。
われら計量士も日常の計量管理業務における情報入手の手段としてインターネッ
トを活用しようではありませんか ?。
行政官庁の情報公開に対する機運が高まって来ている昨今、情報を入手する気
があればインターネットを活用し、業務に必要な殆どの情報が入手出来るようにな
っています。
計量法、施行令、省令(規則)、経済産業省、計量研究所、計量器メーカーや計
量器の情報、計量出版社など計量関係の情報入手はもとより、政治、経済、科
学、文学、文化、スポーツや、身近な情報として不動産情報から E コマース(電子
商取引)など日常生活に欠かせない存在となりつつありあります。
今や小学校においてもインターネットを導入しています。
私達、計量士も I T 化の波に乗り遅れることなく頑張ろうではありませんか。
最後に、私事になりますが約二年半前からインターネットに 「技術系国家資
格取得を支援する」 個人のホームページ
(http://www.jungle.or.jp/yamanaka/) を開設し、計量士をはじめ、
その他の技術系国家資格取得を目指す全国の若者に対し、掲示板や E−MAIL で
無償にて情報提供を行っており、多忙ではありますが楽しい毎日であります。
技術革新のめまぐるしい今日、情報技術を活用し計量管理業務に役立てようで
はありませんか。
「 何事もやる気の問題 !!」