化粧品関連情報

私は17年間,某化粧品会社の研究開発部で処方の製剤化に従事して

いた。数多くの基礎化粧品,メークアップ化粧品,頭髪化粧品などの

新製品の開発した。新規な発明については特許申請も行った。

その後,外資系企業で化粧品原料のマーケティングとセールスに従事

した。約30年間,化粧品業界で仕事をしてきた。

現在は日本企業の化粧品部に従事している。

化粧品の本質

薬事法の定義「化粧品とは人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え

又皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために,身体に塗擦、散布その他これに類似する

方法で使用することが目的とされているもので、人体に対する作用の緩和なものをいう。」

形態も多岐に渡っているが老化防止,美白,育毛が化粧品のテーマで

ある。化粧品は歴史的にみても平安時代以前の昔から必要とされたも

のである。古代エジプトの時代から化粧という概念が見られる。

学会と関連団体 

日本化粧品技術者会(SCCJ),世界化粧品技術者会(IFFCC),日本化粧品原料

協会,頭髪原料協会,日本香粧品学会,日本化粧品工業連合、日本化粧品輸入組合

CTFA「米国化粧品工業会」、FDA「米国食品医薬庁」

化粧品業界の市場

日本 1兆4779億 1999年

世界 11兆2300 1999年

化粧品の技術

製剤化技術、製造生産技術、美容科学、微生物学、分析学、皮膚科学

の応用,色彩学、容器関連技術 

情報の検索

インターネット検索するれば美容と皮膚,メークの方法や化粧品の詳しい

説明があるので参考にして欲しい。また各メーカーのホームページがあり

ます。

参考図書 お勧めの本をいくつか紹介します。

化粧品科学ガイドブック  日本化粧品技術者会編  薬事日報社

新化粧品学        光井武夫編       南山堂 

化粧品学         池田鉄作編       南山堂

最新香粧品化学      杉浦 衛編       広川書店

美容のヒフ科学      安田利顕編       南山堂

コスメトロジー入門    鈴木 守編       幸書房

化粧品専門雑誌

日本化粧品技術者会誌

日本香粧品科学会誌

フレグランスジャーナル

Cosmetics and Toiletries

3.13.2003 修正

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