バジェットの飼育方法

バジェットを飼ってみたいと思ってる皆様へ。うちではこんなふうに飼ってまーす。

、共食いのおそれがあるので、必ず1匹ずつ飼いましょう。

水槽 プラスチック製の安物。カエルの大きさに合わせて、育つ(飼った時は500円玉サイズ、今は手のひらサイズ)につれて大きなものを。今使ってるものは大体、40cm×50cmくらい。
昼間は寝ているけど、夜、特に朝6時くらいに活発に動き回ってるようなので、余裕をみたほうがいい。
バジェ1
水道水でOK。私は自然な状態でカエルの口より少し上に水面が来るぐらいの深さにしているけど、多少深くしても溺れることはない。(自然界では水深が浅い(大体人間の腰くらいの深さまで)ところの泥のなかに潜ってるらしい。)。水槽にいっぱい水をいれてやると底にへばりついてるが、そのうちのそのそと水面まで上がってきて呼吸して、また底の方に戻っていく。ただ、ピパやアフリカツメガエルほど泳ぎはうまくない。要は、カエルの体が水につかってればOK。完全な水生種だが、両生類だけあって陸に上がってもそんなに長い時間じゃなければ平気なようだ。 バジェ2
床材 乾燥ミズゴケを使ってます。バジェットは水を吸ったミズゴケの中にもぐってるのが好きなようです。。金魚藻のような水草を横にして使うとういう手もある。砂利やガラスの砂は必要なし。餌を食べる時に砂まで飲み込んでしまって、腸がつまる危険性あり。ミズゴケや水草も同様の危険性はあるから、できるだけ餌を与える時に飲み込ませないようにしたい。 ミズゴケ
パネルヒーター 冬の必需品、カエルは爬虫類とかと比べて体力が無いので冬眠は難しく(冬眠中10℃以上になると、新陳代謝が激しくなってエネルギーを使い果たして死ぬ、0℃以下では凍って死ぬ)、家ではパネルヒーターで暖かくして冬の間も起こしてます。 パネルヒーター
生餌がやっぱり好きなようで、金魚を好んで食べる。(500円玉サイズの時は金魚は大きすぎるのでメダカ)。でも、金魚だけでは栄養に偏りがあるので、ピンクマウスを食べれるようになったら、ピンクマウスと金魚の併用が望ましい。(家では、1週間ごとに金魚1匹orピンクマウス1匹を交互に与えるのを繰り返している。
コオロギも食べると本には書いてあったけど、家のバジェットは口にくわえてから吐き出した。
小さい頃はミールワームも食べさせてたけど、あまり消化に良くなかったようだ。
ピンクマウス
場所 あまり人の出入りが激しくない部屋の、隅のほうに水槽を置くのが良い。基本的にカエルは人に懐かないので、四六時中、誰かが側にいるとストレスがたまりやすいから。
実際、人が近づくと、水にもぐって隠れます。
バジェ3
水替え 脱皮したら水替え、ウンコしたら水替え・・・とりあえず、水が汚れてたら替える。(平均、5日に1度くらい)カエルは皮膚から水を飲んでいるので、水は清潔に。 バジェ4
手袋 肌の弱い人は使った方がいいと思うけど、私は素手でバジェットをさわってます。バジェットは一応毒を持ってるとはいえ、アマガエル程度の弱いものだし、カエルに触れるのは水替えの時ぐらい(人に触れられるのを嫌がる)だし・・・・
カエルをうまくつかむ方法ですが、背後からそっと両手ですくうようにしてやるのが1番暴れないようです。
バジェ5
隠れ場所 ミズゴケのようにもぐれる場所があったらあまり必要ないかも。でも、水替えの時とか、脱走したら何かの影に隠れる傾向があるので、カエルが怪我をする恐れ(硬い素材では皮膚が柔らかいから傷ついてしまうかも)のない隠れ場所を思い付いたらつくってみてはいかがでしょう。 バジェ6
参考図書 「両生類、爬虫類800種図鑑」(ピーシーズ出版)が1番、内容が濃くていいと思う。あと、「両生類、爬虫類クラブ」とか、いろいろ。 参考図書

HOME