ジョイントコンサート第1回合同練習会

ジョイントコンサート に向けての パイプオルガン試奏会

[ よい子のパイプオルガン探検 ]
[パイプオルガンはどんな構造だろう?]
(夏休みの宿題には間に合いませんでしたが、よい子の皆さんに変わって、カメラマンは探検してきました。)

日時・場所 : 2006年8月20日(日) 18:30〜21:00
場所    : 文芸の郷 セミナリヨ (滋賀県安土町)
パイプオルガンの音確認、演奏時の重さ、声楽とのバランスなど調整すべき事項がたくさんありましたので、セミナリヨさんのご理解、ご協力を得て、この日2時間30分試奏会を開きました。敦賀市民のメンバーは遠路のためお越し頂けませんでしたが、彦根混声、AUGのメンバー計20名ほどが集まりました。
試奏会では、この圧倒的なオルガンと2時間30分相撲を取りました。
まとめてみましたので、皆様も御体験下さい。
メーカー   : N.P.マンダー社(英)
製 作    : 1995年
パイプ数   : 2,093 本
寸法・重量 : 8200(H)×6200(W)×2200(D) 10 ton

[パイプオルガンの正面]

演奏者は指揮者が見上げる高さのバルコニーに座ります。

[パイプオルガンのバルコニー]

演奏者よりも太いパイプが沢山演奏者の座るバルコニーの周囲には取り付けられています。
バルコニーは結構広く、ここからでも歌えます。

[パイプオルガンの手鍵盤]

鍵盤部です。鍵盤は3段あり、上の2段はそれぞれ異なった音を設定できます。
そして最下段の鍵盤を押すと上2段の鍵盤の音が同時に鳴る仕組みです。
またオルガン演奏者は左上の鏡で指揮者を見て演奏します。
a.最上段の鍵盤 : 第U手鍵盤 [RECIT EXPRESSIF]
b.二番目の鍵盤 : 第T手鍵盤 [GRAND ORGUE]
c.三番目の鍵盤 : カプラー [TIRASSES]
            ( セミナリヨのオルガンは全て 61 鍵 )

[パイプオルガンのストップ]

a.左のストップの上のグループ は 第U手鍵盤の音の設定(同時に鳴るパイプの組み合わせ設定)
b.左の下のグループ は 足鍵盤の音の設定
c.右のストップ は 第T手鍵盤の音の設定
d.右のストップの下の押しボタンスイッチ は メモリシステムといい、あらかじめ設定したストップの設定に自動的に切り替え

[パイプオルガンの足鍵盤]

a.足鍵盤(PEDALE)と足の鍵盤のストップ設定。
b.真ん中のまな板みたいな板は強弱調整です。第U手鍵盤の音量のみ変化させられます。今回のグノーのミサ曲は頻繁に強弱の変化があるため、主に第U手鍵盤で演奏されます。
c.また演奏者は専用の靴を履きます。
      ( セミナリヨのオルガンでは 足鍵盤は32鍵 )

[パイプオルガンの背面]

ところで普通余り見られないパイプオルガンの背面です。
パイプオルガン自体も共鳴させるため箱に入っています。
また箱と壁とは1m以上距離があり、これも音の反射が計算された間隔だと思いました。
上部の高音用パイプの保守のために、簡単な階段が付けられていました。意外でした。
オルガンの下にもパイプや低音の共鳴用空間が確保されています。

[指導風景]

唄と合わせる練習も始まりました。
指揮は彦根混声合唱団指揮者のTさんです。
本番指揮のNさんは客席で音響をチェック中です。

[合唱練習風景]

このように本番通りに並んで歌ってみて感覚をつかむことを試みました。
ソプラノ、ベースはソリストが参加していましたので、本番の音響やオルガンのバランスを確認させていました。
経験の報告 とにかく残響時間が長く、教会で歌う感じです。ムリをしなくても響いてくれ、きれいに音が消える。撮ってもハッピーに歌えます。今から本番が楽しみです。

[ 練習を終わって記念写真。みんな幸せそうでしょう。 ]
いよいよ06年9月17日は第3回合同練習です。当日の練習はオルガンとの響きを合わせる事に時間を使いますので、歌い込みを目標とした練習は、第3回合同練習が最後になります。精一杯練習して素晴らしい音楽会を作りたいと思っています。
皆様、ぜひご来場下さい。
秘密の連絡 : アンコールはパイプオルガンとしては、皆様がビックリされる曲をやります。短い曲ですがこちらの方もご期待下さい。

この演奏会の問い合わせ、切符購入や合唱団への入団は、下記の3団体のうちで、お近くの団や、フィーリングの合いそうな団に連絡してください。

彦根混声合唱団 : rxaek8uk@za.ztv.ne.jp
敦賀市民合唱団 : goodvoice@yahoo.co.jp 
合唱団AUG  : augment@jungle.or.jp 


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